脂肪溶解注射の基本情報

脂肪溶解注射が受けられない人

皆様は脂肪溶解注射をご存知ですか?
簡単に言うとダイエットの一種で、注射をするだけで痩せる事ができます。
こんなに魅力的なダイエットがあったのかと思う方も多いでしょう。
運動が続かない方や、食事制限で断念した方には特にやってみたいダイエットですよね?
しかし全員が受けられるわけではないのです。
では何故全員が受けられないのか、どういった人なら受けられるのかを見ていきましょう。

脂肪溶解注射が受けられない人

脂肪溶解注射が受けられない方には様々な理由があります。
簡単にできるダイエットなだけに、トラブルとも隣り合わせ。
トラブルに合わず、安全にダイエットをするためにも必ず受けられるかどうかの確認をしましょう。

妊娠中や授乳中の方

まず脂肪溶解注射について忘れないでいただきたいのが、これが薬であるという事です。
妊娠中や授乳中はただでさえ食事にも気を付けなければなりません。

薬に関しては市販の薬ではなく病院に処方してもらうよう言われる事も多く、特に気を付けなければならない状態。

安全性の高い薬でも母体だけでなく、胎児や乳児に影響が出る可能性がある以上避けなければいけないのです。

脂肪溶解注射で体内に入った薬は2週間程度で排出されます。
もし誤って脂肪溶解注射を行った場合2週間は絶対に妊娠や授乳を行わないように気を付けましょう。

基礎疾患をお持ちの方

基礎疾患(心臓病、腎臓病、肝臓病、呼吸器疾患、糖尿病、膠原病など)のある方の多くが、市販の薬を使わないよう言われます。

自身が服用している薬との相互作用によって病状が悪化したり、他の病気を引き起こしたりするからです。脂肪溶解注射も例外ではありません。

多くの場合に使用される成分にフォスファチジルコリンがあります。
フォスファチジルコリンが体内に入ると血管内にプラークといわれる異常な組織ができやすくなります。

プラークができると血管がつまりやすくなるため、基礎疾患を抱えている方は止めておきましょう。

甲状腺の病気にかかっている方

基礎疾患のある方は受けられないと言いましたが、中でも女性の方に多いのが甲状腺の病気です。

甲状腺は喉仏の下にあって、甲状腺ホルモンを分泌し新陳代謝を活発にする役目があります。主な症状としてはバセドウ病に代表される甲状腺ホルモンの過剰分泌などがあげられますね。

脂肪溶解注射では甲状腺ホルモンの効果で基礎代謝を促進させる狙いもあるので、病状の悪化は避けられません。

こういった方も受ける事ができないので注意が必要です。

感染症や炎症を発症している方

クリニックによっては脂肪溶解注射の注射針を再使用する所があります。
もちろん滅菌はしますが、それでも感染を完全に防げるわけではありません。

感染症や炎症がある方は他の方に移してしまったり、または感染症にかかってしまったりと大変危険です。

使い捨ての注射針を使用するクリニックももちろんありますので、まずはクリニックに相談してみましょう。嘘をついたり無理に受けると自分だけでなく他の人も危険にさらしますので決して無理はしないようお願いします。

アレルギーをお持ちの方

アレルギーをお持ちの方は、残念ながら脂肪溶解注射を受ける事ができません。
②でも説明したフォスファチジルコリンは大豆由来の成分で多くの方にとっては安全です。
しかし大豆アレルギーをお持ちの方には死ぬ可能性すら出てきます。

他の薬を使われる場合もアレルギーをお持ちの方は同様なので、まずはクリニックで相談してみてください。

クリニックによってはアレルギーのパッチテストの他、アレルギーが出ない薬を使う事ができます。

しっかり相談に乗ってくれるクリニックで、安全に自分に合った脂肪溶解注射を行ってください。

麻酔アレルギーをお持ちの方

先ほどのアレルギーをお持ちの方に含まれますが、麻酔アレルギーは大豆アレルギーと同じくらい危険です。

と言いますのも、フォスファチジルコリンにはリドカインという麻酔成分が含まれています。なので大豆アレルギーを持っていなくても麻酔アレルギーがある場合は脂肪溶解注射を受けられません。

これについても1度クリニックに相談してみましょう。

高血圧や低血圧の方

基礎疾患でもアレルギーでもないから大丈夫だとは思わないでください。前述の通り、脂肪溶解注射をすると血管内にプラークができやすくなります。

プラークができると血流が悪くなり、高血圧の方は血圧が上昇する可能性があります。
そしてフォスファチジルコリンは高血圧の治療薬として開発された経緯があるため、低血圧の方は血圧がより低下してしまうかもしれません。

同じように貧血の方も脂肪溶解注射はできないと思ってください。
血圧に不安がある方や、貧血気味の方はクリニックに相談してから受けましょうね。

成長過程の未成年者

成長過程の未成年者の他に幼い児童や思春期の子供も受けられません。体の成長が著しい時期は内部でも様々な変化が起きています。

そんな時期に脂肪溶解注射をすると悪影響を及ぼす可能性があります。また成長期には個人差があり、高校生になったからといって安心してはいけません。

絶対とまでは言いませんが、未成年者の間は脂肪溶解注射を行わない方が良いでしょう。

脂肪溶解注射が受けられない部位

脂肪溶解注射を受けられない方について見ていただきました。
上記の条件をクリアすれば脂肪溶解注射を受けても大丈夫かと言えばそうではありません。

脂肪溶解注射にはできる部位とできない部位があるのです。では今度はその部位について見ていきましょう。

脂肪溶解注射ができる部位

皮下脂肪がある場所ならほとんどの場所に脂肪溶解注射は打てます。特に二の腕、お腹、お尻、太もも、ふくらはぎ、顎などの場所が効果的です。

ピンポイントで気になっている部分にできるので満足度も高くなります。

脂肪溶解注射ができない部位

多くの場所に打てる脂肪溶解注射ですが、目の周りだけは絶対にしてはいけません。脂肪溶解注射はどの部位に打った場合でも腫れが出る可能性があります。

このせいで眼球を圧迫し、目のトラブルを抱えてしまう事も。特に目の周りは皮膚が薄く、日常生活に支障が出やすい部位であるため無理は禁物です。

一部クリニックでは目の周りの施術を請け負っている所もあります。どうしてもという方は評判を調べたり、いくつかのクリニックに相談してみましょう。

目の周りは取り返しのつかない事になる場合、最悪失明する可能性もあるので、やらない勇気を持つ事も大事です。

まとめ

ここまでお付き合いいただきありがとうございました。脂肪溶解注射は簡単にできるからこそ、その危険性をしっかり理解する必要があります。

人気のダイエットと安易に飛びつかず、体内に薬を入れる事は危険な事だと認識しましょう。まずは信頼できるクリニックを探す事から始めてください。

ここに載っていない場合でも気になる事があればクリニックに相談です。
そして安全かつ効果のある脂肪溶解注射で夢のボディを手に入れてくださいね!
皆様のダイエットが上手くいくよう祈っております。